祝日の23日、玉野市の宇野港で一風変わったイベントが開かれました。
駆け付けたのは、東京五輪銅メダリストの野口啓代さんに東京事変の伊澤一葉さん。
スポーツと音楽でコロナ禍の地元を盛り上げました。

野口啓代さん
「左足はここまで上げる。右足・左足ってあげるよ」

色とりどりの「ホールド」と呼ばれる突起を使い、壁を登る競技=ボルダリング。
玉野市の宇野港周辺で開かれたイベント・瀬戸内JAMです。
子ども達に指導を行うのは、野口啓代さん、昨年開かれた東京五輪スポーツクライミング女子複合で銅メダルを獲得した日本クライミング界の女王です。

野口啓代さん
「海岸沿いの岩場ってよくあるんですけど、”山の岩場なのに、海が見えるロケーション”ってなかなか無いって思うので。家の近くにあったらいいなって」

実は玉野市はボルダリングが盛んな地域。
特に「王子が岳」周辺は、歴史が深く1970年代中頃には愛好家たちが無数にある岩場を登っていたといいます。
また初心者からプロ選手まで楽しめる多様なコースもあることから、日本ボルダリングの「原点・聖地」としても全国的に注目されています。
メダリストのよる指導は、子どもたちにとっても貴重な機会になったようです。

子ども
「(ボルダリングは)難しくて最後ちょっと怖かった」
「結構優しく教えてくれたので、やりやすかったです」
野口啓代さん
「クライミングが地元に根付いているな」って感じましたし。
小さい時にクライミングに触れ合えるってすごく良いチャンスだと思うので、オリンピック目指したいなと思う子たちが、この中から誕生してくれると嬉しい」

リポート
「東京五輪銅メダリストの野口さんのボルダリング教室と並行して行われているのが、なんと音楽ライブ。実はこのイベント、ボルダリングと音楽を組み合わせたものなんです」

この瀬戸内JAM(ジャム)は、音楽の祭典という一面も…地元ゆかりのアーティストがライブを彩ります。

独自の音色で観客を魅了するのは倉敷市出身の伊澤一葉さん。
椎名林檎さんを中心とするバンド「東京事変」のメンバーです。
新型コロナで落ち込む地元を盛り上げたいと今回、初めて瀬戸内JAM(ジャム)に参加し、ライブでは地元・玉野高校の吹奏楽部とセッションも披露しました。

伊澤一葉さん
「心を動かす」ということが僕は大事だと思うんですよね。音楽とかスポーツとかってすごく大切なことだと思うので。できればこういう時間を無くさないでほしいなって」
瀬戸内JAMプロデューサー岡本英之さん
「(ボルダリングの聖地)王子が岳をひとつのきっかけにして。瀬戸内っていうエリアに興味をもっていただいて、結果としてこの玉野の地が盛り上がっていけば」

コロナ禍でもスポーツの力。
そして音楽の力を信じて。
今後も、ボルダリング×音楽の新たな化学反応で地元の魅力発信をしていきます。
(2022年2月23日放送)

RSKニュース:https://www.rsk.co.jp/news/
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